整体師を目指すのにおすすめの民間資格6選を紹介!

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「整体師として活躍したい」と考えたとき、まず気になるのが資格のことではないでしょうか。
実は、整体師として働くために法律で定められた国家資格は存在しません。

しかし、数多くの民間資格があり、これらを取得することは、技術や知識の証明、お客さまからの信頼獲得、そしてキャリアアップにおいて大きなメリットとなり得ます。

そこで今回は、資格の種類やおすすめの資格、そして選ぶ際の重要なポイントまで詳しく解説しましょう。

この記事は、整体施術×パーソナルトレーニングを軸とした店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。

整体師になりたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

整体師に国家資格はあるの?

冒頭で述べたとおり、日本において整体行為そのものを行うために必要な国家資格はありません。その代わり、民間資格の種類は豊富で、整体師を目指す方が専門知識を体系的に学ぶのに役立ちます。

無資格でも整体師にはなれますが、就職や転職では有資格者を優遇するケースが多く、無資格だと就職先の幅が狭まる可能性があります。

身体や施術に関する専門的な知識がないと、お客さまにケガをさせてしまうおそれもあるため、整体師として活躍していきたいなら、民間資格を取得しておいて損はありません。

整体師の資格を選ぶ際の2つの重要ポイント

数ある民間資格の中から、自分に合ったものを選ぶためには、以下の2つのポイントを意識しましょう。

なりたい整体師像と合致しているか?

 整体と一口に言っても、そのアプローチや目的はさまざまです。

  • セラピスト・リラクゼーション系
    ⇒ 日常の疲れを癒し、心身のリフレッシュを目的とする。
  • 不調改善系
    ⇒肩こり、腰痛といった具体的な不調の緩和を目指す。
  • 美容整体系
    ⇒骨盤矯正やO脚矯正、小顔矯正など、美容面での効果を重視する。
  • スポーツ整体系
    ⇒アスリートやスポーツ選手のパフォーマンス向上や怪我の予防・ケアを専門とする。 

以上のように、あなたがどのような整体を提供したいのか、どんな人たちをサポートしたいのかを明確にし、それに合った手技や知識が学べる資格を選びましょう。

カリキュラム内容と学習スタイル

資格取得のための学習内容や方法は、認定団体によって大きく異なります。
資格によっては独学で取得できるものもありますが、講座やスクールでの受講が必須である場合もあります。

どのような科目や手技が学べるかはもちろん、資格取得の条件もチェックしておきましょう。また、講座やスクールを利用する場合は、

  • 学習期間と費用
  • 通学して直接指導を受けるのか?
  • 通信講座で自分のペースで学ぶのか?
  • 実技指導の有無
  • オンラインでのサポート体制

などを確認することも重要です。
予算や学習スタイルなど、自分にとって学びやすい環境であることも考慮して選ぶことをおすすめします。

【2025年版】整体師を目指す方におすすめの民間資格6選

ここでは、整体師を目指す方に向けて、専門性や学びやすさなどを考慮したおすすめの民間資格を6つご紹介します。

①整体セラピスト|日本メディカル心理セラピー協会

血液や血管に関する専門知識や、筋肉調整等のテクニックなど、整体師としての基礎が学べる認定資格です。

独学での取得も可能ですが、これから整体師を目指す方には通信講座の受講をおすすめします。通信講座を利用すれば、整体セラピストとゆがみ矯正インストラクターのW資格取得を目指せます。

受験資格特になし
受験料10,000円(税込)

日本メディカル心理セラピー協会【JAAMP】

②ゆがみ矯正インストラクター

人体の知識や触診、整体テクニックの方法といった整体に関する知識だけでなく、開業するための経営ノウハウも学べる資格です。

誰でも受験できる資格ですが、協会が指定するテキストが市販されておらず、試験範囲の情報等が公表されていないため、独学で取得するのは難しいでしょう。資格取得には通信講座の利用をおすすめします。

受験資格特になし
受験料10,000円(税込)

日本インストラクター技術協会

③整体セラピスト|日本セラピスト認定協会

日本セラピスト認定協会による資格で、体と心の両面から症状にアプローチできる施術者として認められる資格です。
※上述した日本メディカル心理セラピー協会の資格とは別の資格です。

身体や施術の知識以外に、接客やコミュニケーション学、栄養学について学べるのが特徴です。

資格は6段階あり、一番下の3級免許の受験資格を得るには、認定協会が指定するカリキュラムを修了するか、各種スクールを卒業する必要があります。試験内容には実技試験(10分)も含まれています。

受験資格協会が指定するカリキュラムを終了した者又は各種スクール卒業生
受験料12,000円

④整体ボディケアセラピスト

日本能力開発推進協会 (JADP) が認定する資格で、身体に関する専門知識や分析法、施術テクニック等を学べます。
認定教育機関の講座(3ヶ月)を修了すると受験資格が得られます。

得点率70%以上で合格、在宅受験が可能なので、試験自体の難易度は低めです。

一般社団法人日本能力開発推進協会

受験資格認定教育機関での全カリキュラムを修了する
受験料5,600円(税込)

⑤リフレクソロジスト

リフレクソロジーは足の裏や手、耳を刺激して健康維持や疲労回復を助ける技術です。
リフレクソロジストの資格の認定団体には、主に

などが挙げられます。
セラピスト・リラクゼーション系の整体師を目指す方におすすめです。

日本インストラクター技術協会JREC日本リフレクソロジスト認定機構日本ヒーリングリラクセーション協会(JHRS)
受験資格特になしJREC加盟校でレギュラーライセンス対応講座を修了した方。またはスクールの規定に則り受験資格を与えられた方。JHRSの資格試験代行機関として認定された公認校で、所定の講座を修了した方
受験料10,000円(税込)登録審査受験料:11,000円(税込)
登録料:16,500円(税込)
年会費:13,200円(税込)
172,700円~260,700円(受講料)

⑥メディケアトレーナー

JMTAのメディケアトレーナーは整体に加え、痛みのケア・姿勢矯正・機能改善・ボディメイク・栄養・パーソナルトレーニング・経営面について学べる認定資格です。

身体を総合的に診れるようになることで、施術だけでは改善が難しい症状に対応できるようになり、多くの悩み解消に貢献できるスキルが身につきます。

資格の取得にはメディケアトレーナーアカデミーの卒業が必要です。
詳しくは、以下のページをご覧ください。

資格取得後の就職先は?

整体師の資格を取得した後は、さまざまなフィールドで活躍する道が開けます。

  • 整体院・リラクゼーションサロンへの就職・転職
  • フィットネスクラブでの活動
  • 福祉施設や温浴施設などでの施術提供
  • 出張・訪問整体(お客さまの自宅やオフィスへ伺う)
  • オンラインでのカウンセリングやセルフケア指導
  • 経験と実績を積んで独立開業

まとめ

整体師になるのに必須の資格はありません。しかし、資格を取得することは知識と技術を証明する手段の1つであり、お客さまからの信頼を得るための武器となります。

民間資格といえど、取得して損することはありません。あなたのなりたい整体師像に合った資格を取得し、お客さまから信頼される整体師を目指しましょう。

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